こんにちは、Akira(Type-EDGE)です。
あなたはパソコンを使っていて、「遅い」と感じた事はありませんか?
「会社の事務機でプレゼン資料を作っていると、画面が固まってしまう」
「ネットサーフィンしようと思ってブラウザを立ち上げても、しばらく反応が無い」
このような状況に陥っているのならば、パソコンに合わせて活動しているので、今すぐにスペックアップをお勧めします。
パソコンはツールであり、あなたを支えてくれるパートナーではありません。
あなたのレベルに合わせたパソコンを利用することで、今以上の成果や生産性を生み出せるようになります。
とはいえ、半導体不足や物価高が続く昨今において、パソコンを買い替えるのは冒険的ですよね。
相応のスペックを求めると、Dell製やHP製であれ8万円程度を覚悟しなければなりません。
このような環境なので、1万円未満でスペックアップする方法として、記憶装置であるHDDやSSDの交換をお勧めします。
私は過去にHDDからSSDに換装する際の注意点として以下の記事を紹介しました。
今回の記事ではEaseUS Disk Copyを利用して実際にデータクローンを行う方法について紹介します。
このような方々向けの内容となります。
- パソコンの遅さに耐えきれず、キーボードを破壊している方
- Windowsの起動画面を延々と見続けることに嫌気を感じている方
- パソコンをレスポンス良く使いたい方
- SSDへの換装を検討している方
それでは、さっそく行ってみましょうッ!
データクローンを実践! SSD換装のポイントと EaseUS Disk Copy の操作方法を紹介
Akira(Type-EDGE)がたどり着いた結論
- メーカ純正のクローンソフトを使うならばメーカに合わせてSSDを選定し、サードパティのクローンソフトを使うならば格安SSDを利用する。
- 一部のデスクトップマシンやノートパソコンの場合、SSDのクローンを作成するには変換ケーブルが必要になる。
- EaseUS Disk Copyは3ステップでクローンを開始できる。他のソフトと比較し、シンプルさが最大の特徴。
- パソコンの内部にある部品を入れ替えなければならないので、難しいと感じたら、素直に専門家に依頼すべき。
SSDを選ぶ際のポイントとは?
SSDを購入しようとして、パソコンショップに行ったりECサイトで眺めていたりすると、たくさんのSSDを目の当たりにし、こんな本音が漏れてきます。
「それで、どれ買えば良いのよ?」
結論から言ってしまうと、メーカで選ぶのがもっとも単純です。
Western DigitalかSan Disk、Crucial、KIOXIA、ADATA、Kingston、Transcendといった主要メーカを選んでおけば、SSDへ変えた後に致命的な不利益はありません。
ただし、HDDからSSDに換装する時、選んだメーカによっては大きな障壁があります。
データをクローンするソフトウェアですが、最近の風潮として、サードパティ製クローンソフトは有償化しています。
今回、紹介するEaseUS Disk Copyですが、クローンについては有償機能です。
私が2023年6月現在において確認した限り、無償のサードパティ製クローンソフトは存在しません(もしあったら記事にしたいのでご連絡お待ちしています!)。
「SSDを購入したのに、 さらにクローンソフトウェアまで購入したくないッ!」
このように考えている方は以下のメーカをお勧めします。
他方で、今回の記事のようにサードパティ製のクローンソフトを利用する場合には以下のメーカをお勧めします。
サードパティ製のクローンソフトを利用できるメリットとして、低価格SSDを選べる点があります。
上記リンクの通り、メーカがクローンソフトを提供している場合、比較的に部品は高コストとなりますが、クローンソフトを提供していないメーカは同等スペックだとしても安価で市場に供給しています。
もし複数台のパソコンをSSDに乗せ換えるのならば、サードパティ製のクローンソフトを調達した方が全体コストを抑えられる傾向にあります。
メーカ純正のクローンソフトも、サードパティ製のクローンソフトも、どちらも性能は同じ、かつSSD換装した後も変わりません。
どちらを選択するかは、あなた次第です。
SSDに換装する上で必要になる道具は?
スリム型のデスクトップマシンやノートパソコンを利用している場合には、クローンを行う際にSSDを本体へ接続する方法を検討する必要があります。
SSDはSATAケーブルで接続しますが、本体内部にSATAの空きがない、または本体を分解せずに作業を行いたい場合には、SATAをUSBに変換するケーブルを使用します。
USB接続にて作業を行う場合の注意点ですが、USB電力が足りなく正常に動作しないケースが考えられます。
USBの電力は規格で統一されていますが、ノートパソコンのように電源供給の能力が低いとUSBまで電力を回しきれず、規格値に達せないのです。
なので、変換ケーブルは外部電源を取れるタイプにした方が安定します。
EaseUS Disk Copyによるデータクローンを実践!
クローンソフト EaseUS Disk Copyによるデータクローンを実践していきます。
このソフトウェアの特徴として、シンプルイズベストな構成をしています。
クローンが実行されるまでに行う設定は次の3つだけです。
- コピー元となるディスクを選択する
- コピー先となるディスクを選択する
- コピー先がSSDであることを示すチェックを入れる
設定項目はたったこれだけでした。
無駄な設定が無く、コピー元となるディスクとコピー先となるディスクを設定してしまえば、ほぼクローン開始待ちのような状況になるので、パソコンに詳しく無い方でも安心して使用できます。
EaseUS Disk Copyは以下のURLよりダウンロードできます。
ソフトウェアが立ち上がったら、コピー元となる現在のディスクを選択します。
セクタバイセクタ方式の選択をできますが、通常のクローンであればいらない機能なのでOFF推奨です。
次にターゲットであるコピー先となるディスクを選択します。
実行直前の画面では、コピー元とコピー先にて選択した状態が表示されます。
コピー先がSSDの場合には、「ターゲットディスクがSSDの場合、オプションをチェックします」を有効にしてください。
「実行」をクリックすると、クローン作業が開始します。
250GBのSSDを500GBのSSDへクローンしましたが、おおよそ15分で終わりました。
ここまで読んでSSD換装が無理そうだと感じたら、専門業者へ依頼をオススメします
慣れてしまえば簡単にできるSSD換装作業ですが、 初めての方やもの作りが苦手な方にとっては険しいハードルばかりに感じていると思います。
今回の記事で挙げてきた通り、クローンを作成する場合にはソフトウェアや一部の機材が必要になってきて、それらを買いそろえなければなりません。
また、パソコン自体がSSD換装に対応していないケースもあります。
お近くのパソコン専門店にパソコンを持ち込めば作業してくれますので、まずは依頼内容や費用感について相談をしてくるのをお勧めします。
「専門店ってどこにあるの?」という方は、お気軽にお問い合わせください。
さいごに
今回はEaseUS Disk Copyによるデータクローン方法について紹介しました。
SSDを選ぶ際のポイントですが、以下のメジャーメーカから選べば基本的には問題になりません。
- Western Digital
- San Disk
- Crucial
- KIOXIA
- ADATA
- Kingston
メーカによってはデータクローンを行うソフトウェアを無償で提供しています。
それ以外のメーカを利用する場合には、サードパティ製のクローンソフトを別途調達する必要が出てきます。
純正のクローンソフトを提供しているメーカの場合、SSDの価格が比較的に相場よりも高く設定されています。
よって、複数台のSSD換装を行う場合には、サードパティ製のクローンソフトを別途調達する方法を用いた方が、全体コストを下げることができます。
小型のデスクトップマシンやノートパソコンのデータをクローン仕様とした時、SSDと本体を接続できる変換ケーブルが別途必要になります。
変換ケーブルをUSBに接続するとUSB電力不足により、正常に作動しない場合がありますので、外部電源供給型を選んでおくと安定して作業に当たれます。
EaseUS Disk Copyを使用してデータクローンを行うには、たったの3ステップで実行が可能です。
- コピー元となるディスクを選択する
- コピー先となるディスクを選択する
- コピー先がSSDであることを示すチェックボックスを有効にする
これらを設定して実行するだけで、クローン作業が開始するので、パソコンに詳しく無い方に優しいシステム設計がなされています。
とはいえ、どうしてもよく分からない、パソコンを開いて内部の部品を交換するのに抵抗がある方は、専門業者へ依頼するのをお勧めします。
パソコン専門店へ持ち込んで相談すれば、作業内容や費用感について丁寧に説明してくれます。
今回の記事は如何だったでしょうか。
もし今回の記事が良かったと思った方や評価したいと思った方は、コメントを残して頂けると嬉しいです。
また、私はパソコン以外にも記事を書いていますので、そちらも読んでいただけると幸いです。
さいごの最後に、参考文献を掲載します。
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